家計が気になる!私は専業主婦のままで大丈夫?と思ったら……|キャッシュフロー表についても簡単に解説

専業主婦の皆さんが、「やっぱり私も働こうかな」と思うのはどんな時でしょう?

 

「やっぱり私も働こうかな」と思うとき

  • 毎月、一生懸命やりくりしているけれど、どうしても赤字になってしまって結婚前の貯金を取り崩している。
  • 毎月、家計がギリギリで旦那さんの収入だけでもなんとか生活はできているけれど、なかなか貯蓄ができなくて、将来のことを考えると不安。
  • 毎月、あと数万円あれば、我慢している、あれもこれも買えるのに……
  • 共働きの経済的なメリットが強調されている時代、専業主婦でいることに漠然とした不安がある

 

こんな悩みのある方が「働く?それとも専業主婦?」「働くならフルタイム?それともパートタイム?」を検討する時にぜひやってみたいのが、ライフイベントなどを踏まえた長期的なキャッシュフローのシュミレーションです。

 

というのも、数字で目標を立てないまま、漠然と「家計を助けるために私も働かなくちゃ」で仕事を始めてしまうと、思った程に収支が改善せずに、かえって家計が苦しくなってしまう事もあるからです。

最近「こんなはずじゃなかった!」みたいなテレビの特集でも、中学生の子どもの塾代を稼ぐために十数年ぶりにパートを始めたら、予想以上にぐったり疲れてしまい夕飯を作る気力もなくお惣菜で済ませたり、栄養ドリンクに頼ったり…さらには職場の飲み会などの付き合いや頑張った自分へのご褒美で出費が増えて、かえって赤字になってしまったケースが紹介されていました。

逆に、毎月の家計簿だけを見ると、「もうちょっと余裕があると嬉しいけど、節約すればなんとかなるし、仕事と家事の両立も大変そうだから…」と見送ってしまえそうだけど、長期的な視点で考えると、教育費や老後の生活費が不足する可能性大で、少し無理をしてでも働いておいた方がいいという事もあり得ます。

また、漠然とした不安を持っている人が、今すぐ何か手を打つべきなのか、それとも子どもが成長してもう少し手が離れてからでも大丈夫なのかなど、数字でシュミレーションすることで、何度もグルグル同じ事で迷ったりすることなく、ハッキリ結論を出せることも、キャッシュフローのシュミレーションをするメリットです。

この記事では私が勉強した、中長期的なキャッシュフローをシュミレーションする方法を紹介します。

キャッシュフロー表に書き込む内容と作ってみると分かること

キャッシュフロー表には、横軸に時間の経過、縦軸に下記のような項目を書き込みます。

 

キャッシュフロー表の縦軸の項目

  • 家族全員の年齢
  • ライフイベント
  • 夫の収入
  • 妻の収入
  • その他の収入
  • 収入合計(A)
  • 基本生活費
  • 住居関連費
  • 車両関係費
  • 教育費
  • 保険料
  • その他の支出
  • 一時的な支出
  • 支出合計(A)
  • 年間収支(A)-(B)
  • 貯蓄残高

1年後、夫は何歳で妻は何歳、子ども達は何歳と何歳…2年後、3年後、10年後…と家族の年齢を書き込んでいくと、「子どもが中学生くらいになったら働こうと思ってたけど、その時、私は40代半ば、仕事が決まりにくいかもしれないな…」とか「子供が2人とも大学生な18年後、定年間近でお給料のピークも過ぎているから、かなり家計が厳しそう」とか、そういうことが見えてきます。

こういうことを、もっと細かく見ていくために記入するのが「ライフイベント」。

子どもの入園・入学や七五三などの特別な行事を書いていきます。

また子ども達のことだけでなく、大人の転職や独立起業、家を買いたい、車を買いたい、旅行に行きたい、何か大きな買い物をしたいなどの夢も書き込んでいきます。(このライフイベントを実現するのに必要なお金を「その他の支出」のところに書き込みます。)

他の項目については家計簿感覚で手軽に書き込む方法も、専門家(FP)に物価や賃金の変動を予測してもらう方法もあるので、詳しい解説はここでは省略します。

ですが、年間収支予測を20年分、30年分と積み上げていくことで、今のライフスタイルだと「このくらい貯蓄ができる」とか、はたまた「貯蓄が底をついてしまう」といったことを数字で明確に把握することができるのです!

【参考サイト】

「日本FP協会ホームページ」https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

ココからキャッシュフロー表のPDFファイルやExcelファイルがダウンロードできます。

『主婦ダメドットコム』流!キャッシュフロー表の活用法

キャッシュフロー表を作って、将来の収支や貯蓄額の予測をする方法は、なんとなくイメージして頂けましたでしょうか??

いまいち、しっくり来ないという方は【参考サイト】に掲載したFP協会のホームページからファイルをダウンロードして、実物をご覧に頂けば一目瞭然ですよ(*^-^*)

ちなみに個人的な意見ですが、ファイルをダウンロードする際は、印刷して手書きで書き込むPDFよりも、Excelファイルが断然オススメです!!

というのも、旦那さんのお給料や将来の支出の予測などが埋まったら、コピーを作っていろんなパターンをシュミレーションしてこそ、「専業主婦?パートタイム?フルタイム?」の答えを出すのに有効だからです。

このまま専業主婦だったら、週1~2回無理のない範囲で働いたら、扶養に入れるギリギリまで働いたら、思い切ってフルタイムで仕事復帰したら……いろんなケースを税金や社会保険の制度まで調べて正確に作るのは、なかなか骨の折れる仕事ではありますが、それだけ知識が深まって漠然とした不安はなくなります。

迷って結論が出ない人ほど、キャッシュフロー表作成にチャレンジしてみる価値ありです

自分では難しいと思っても、保険代理店などの金融系の企業では、無料でファイナンシャルプランナーのアドバイスを受けられるサービスもあるので、探してみるといいですよ。

キャッシュフロー表には、「みんなパートに出ているし…」みたいな横並びを気にせずに、家計の収支の見通しだけに注目して考えられるというメリットもありますので、本当は家にいて子どもに「おかえり」って言いたいけれど、家計が不安な主婦にもピッタリです。

あと、どれくらいの収入があれば、将来の収支に余裕ができるのかさえ、把握できれば、投資など「働く以外の手段」でもその金額を得られれば、堂々と専業主婦でいられるのです。

再就職に前向きな方も、専業主婦の暮らしを大切にしたい方も、将来の家計の見通しが立っていないなら、ぜひぜひキャッシュフロー表作成にチャレンジしてみてくださいね。