e-Taxで確定申告を行うのに
- マイナンバーカード
- ICカードリーダライタ
がなくても可能になったのをご存じですか?
自宅のパソコンで確定申告の作成から申告までできるe-Taxは
- 所得税等の確定申告時期は土日を含む全日24時間利用可能
- 書類の添付を省略できる
- 還付が早い
と大きなメリットがあります。
ですが今までは、
- マイナンバーカードの作成が必要
- ICカードリーダライタの購入が必要
と手間と費用がかかることから導入を見送っていた方も多いのではないでしょうか?
しかし、
平成31年1月からマイナンバーカードが不要な
ID・パスワード方式(下の図の1番下)が利用可能となりました。
つまり、
平成30年分からマイナンバーカード不要でe-Taxが利用できるようになっています。
引用:e-Tax【公式】 e-Tax利用の簡便化の概要について
IDとパスワードの発行方法
IDとパスワードの発行には、
税務署に行って対面による本人確認が必要です。
- STEP
本人確認
窓口で運転免許証などによる本人確認。
- STEP
本人情報入力
指定のPCで税務署職員が横について本人情報を入力していきます。
職業の入力があるのですが、職員に確認しましたが専業主婦は無職とのことでした…
- STEP
書類の印刷
職員が
- 利用者識別番号等の通知
- ID・パスワード方式届出完了通知
の本人用控えを印刷してくれるので大切に保管してください。
税務署が混んでいなければここまで30分もかかりません。
※本人情報の入力はPCで入力するため、タイピング速度による多少個人差があります。
パスワードの入力には注意が必要
パスワードの入力には注意が必要です。
PCによる本人情報の入力は職員が横についておこなうので、職員からはパスワードが丸見えです。
更に、職員に印刷してもらう書類のうち「利用者識別番号の通知」においては、パスワードがそのまま記載されているのでより多くの人の目に触れる可能性があります。
パスワードは後で変更できるので、他でも使用しているような汎用的なパスワードは絶対に入力しないでください。
※現在は改善されている可能性もあります。
パスワードは後からこちらの手順で変更できます。
おわりに
マイナンバーカードとICカードリーダライタがないことでe-Taxを躊躇していた方は、税務署が空いているうちにe-TaxのIDとパスワードを発行しておくことをおすすめします。

なぎさ
今年分からe-Taxを利用したい方は、お早めに税務署で手続きをしてください。
(注1) マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応(導入後、概ね3年を目途に見直し)として行います。
引用:e-Tax【公式】【平成31年1月開始】e-Tax利用の簡便化に向けて準備を進めています
e-Taxの公式ページによると、ID・パスワード方式は暫定的な対応となり概ね3年を目途に見直しとあります。
しかし、
- 個人情報流出の懸念が残るマイナンバーカードや用意するのにお金がかかるICカードリーダライタが急速に普及するとは思えない
- 3年もすれば方針が変わる可能性も十分にある
ことから、今はあまり気にせずID・パスワード方式を利用してe-Taxを行えばよいのではと考えています。
ID・パスワード方式での確定申告の方法はこちらのサイトを参考にしてみてください。
青色申告におすすめのソフト
確定申告の準備を楽にしてくれるのが会計ソフト。
今はPCにインストールしなくても利用できるクラウドのソフトも広く普及しています。
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